初心者の心得

初心者の心得

もし、あなたがサウナ初心者であるなら、もしくはサウナが好きで入っているけどサウナの基本的な知識や用語を知らないという場合は
是非こちらを参考にしていただけたらと思います。

1度目を通すだけで、すぐに理解できるはずです

サウナ

サウナ プラトー OMO7

サウナは室内を80度以上に熱くして体を温めるための空間のこと。
サウナという言葉はフィンランドの言葉で、サウナ発祥のサウナのルーツがある国のフィンランドでサウナと呼ばれているから、日本や世界でもサウナと言われている。日本は独自のサウナ文化が出来上がっている
日本古来からある風呂のルーツもサウナと言われている

ととのう

サウナ学会 サウナーブックより引用

サウナの効果として、最重要な知識です
サウナ→水風呂→外気浴が基本の1セットとされて
4:1:5の割合で入るのが良いと言われており
3セット以上やることにより、脳と体がディープリラックス状態となることを「ととのう」と言われている。ととのう為にサウナの存在があることを理解しておきましょう。

サウナー

サウナ愛好家のことを示す。サウナでととのう事を覚えてサウナに行くことが好きになれば自称サウナーと言っても良い。サウナーになることは正しい知識をつけてマナーをしっかり守れる状態にならないとサウナーと語る資格なしです。

サ道

サウナーのバイブルと言われている。
漫画家のタナカカツキ先生が描かれているサウナ漫画のこと。サ道を読むだけでサウナの基本的な知識とマナー、ルール、基本セットのやり方など学べて、サウナの魅力を十分に知ることができること間違いなし!

僕はドラマのサ道も合わせて同時進行でサ道を習得しました

ドラマ サ道 Amazonビデオ

サ飯

サウナの後に食べるご飯のことをサ飯と言う。
サウナでしっかりととのった後のご飯は最高に美味しく感じる
これは、ととのうことで全身の五感が鋭くなるかららしい。

多くのサウナーはサ飯も込みで、その施設の全体的な評価をしているが
サウナ施設から出て飲食することもサ飯と言って良い
僕はサ飯も込みでサ道という考え方を持っているので、サ飯もサウナの楽しみの1つと考えている。この考えも人それぞれなので自由で良い。

サフレ

サウナで出会って仲良くなる友達のことをサウナフレンドと言い
略してサフレという。
知人でも一緒にサウナにハマればサフレとなるよね

サ旅

サウナを目的とした旅行のことを「サ旅」と言う
僕もサウナ目当てでサ旅することが増えてきて、さらに旅が楽しく感じるようになった。

ロウリュ

サウナストーブに乗せてある熱い石のことをサウナストーンと呼ぶが
サウナストーンにアロマ水を掛けることをロウリュと言う。

ロウリュはサウナ室内に蒸気を発生させて湿度とアロマの香りを出すことで、快適なサウナになる、素晴らしい方法だと言える
ロウリュもフィンランド語で、フィンランドでは必ずロウリュをやるので
これが日本のサウナと本場フィンランドの違いと言われているが
日本でも徐々にロウリュを取り入れているサウナが増え始めてきたからサウナブームが起こっている。

アウフグース

アウフグースはドイツ語でサウナで行う熱波のことを言う。
熱波をサウナで行う発祥の国がドイツで、アウフグースはドイツでされているものだけど、日本ではロウリュとアウフグースが一緒にされてしまっている施設が多いのが現状です。

フィンランドはロウリュをするけど、アウフグースはしないので
アウフグースが行われているサウナはドイツ式と言える
僕は札幌のニコーリフレで初めてアウフグースを体験したが、熱波を最後まで浴びてからの水風呂、そして外気浴は最高クラスにととのえたことは間違いない。
ある程度サウナに慣れてきたら、アウフグースはオススメです

温度の羽衣

10分以上入ったサウナから水風呂に入った時に、それは突然訪れる。
水風呂内でジッと30秒ほど待つと全身に暖かい膜が張り巡らさる
体感的には上半身から足の先まで膜が完成するまで30秒ほど掛かる
この暖かい膜のことを、温度の羽衣と言われている
羽衣をまとえるようになると、水風呂に長く入れるようになるし、もっと水風呂が気持ちよくなること間違いなし。

だが、温度の羽衣は非常にもろくて誰かが水風呂に入ってくるとすぐ破けてしまう。バイブラや常に水が注がれている水流ができている水風呂も羽衣はできずらい。考えられている施設は絶妙な水流調整をしているので注意してみて素晴らしい管理に気が付いたら感謝しましょう♪

バイブラ

バイブラとは、浴槽内の床から空気をブクブク出す装置のこと
バイブラによって水流が起きるので体感温度が変化しやすい
暖かい浴槽だと、設定温度よりも暖かく感じて
水風呂だと設定温度よりも冷たく感じる
水風呂の冷却管理を調整するのにバイブラを使っている施設も多い

ととのいの風

外気浴の時に、全身を包む気持ちの良い風のことを「ととのいの風」と私が名付けました。
露天スペースでととのい椅子に座っていると感じれることが多い。

北海道の場合、冬は外がマイナス10という世界も多いので
浴場内で外気浴をするけど、微妙に暑いことが多い。
露天風呂の扉を他の客が開け閉めしているときに、温度差で一気に外から気持ちの良い風が浴場内に吹き込んでくれるので、この風によって気持ち良く「ととのう」ことができる。まさに「ととのいの風」と言える

テントサウナ

テント内で薪ストーブをガンガン温度を上げてするサウナのこと
サウナストーンもセットで売られているのでテント内でロウリュをしてサウナを楽しむことができるし、キャンパーの間でも人気が高く、キャンプ場や湖のほとりでテントサウナをやる人も増えてきている
フィンランドでも湖の側でサウナに入って、そのまま湖で冷却という方法が一般的だそう。一度は行ってみたい、やってみたい。

掛けず小僧(別名:ビチョンセ)

サウナから出てから全身の汗を流さずに水風呂に入るマナーの悪い客のことを「掛けず小僧orビチョンセ」と言う。
これは絶対にやってはいけない事なので、サウナに入ってからはしっかり全身をシャワーや掛け湯で流してから水風呂や浴槽に入ろう!

身体を清める

浴場内に入ったらすぐに身体を洗うことがサウナーのルールである
まず全身を洗うことを「身体を清める」と言われている
最初に全身の汚れを取ることによって、発汗作用も上がるという理由もあるので
しっかり最初に身体を洗ってから浴槽やサウナに入ることをオススメします

温冷交代効果

サウナ→水風呂→外気浴の流れで身体に与える状態のことを医学的には
温冷交代と言う。
この効果によって、全身の血流が一気に流れ出して気持ちの良いディープリラックス状態になり、脳内リラックスするホルモンが分泌され「ととのう」という状態になる
医学的にも、とっても身体に良いというデータが明らかになっています
フィンランドのことわざで「サウナで治らない病気があるなら手の施しようがない」とあるように、フィンランドでは健康の為にサウナに入っているということがわかる